建築家の集合住宅

場所は福岡市中央区薬院4丁目。浄水通りのすぐ近くで新規の賃貸マンション計画が進行中です。鉄筋コンクリート造6階建ての計10室(1階にテナント1区画)。2016年2月の完成予定。
手がけるのは福岡を代表する建築家、三浦紀之氏。名前だけでは、業界外の方はピンとこないかもしれませんが、三浦さんの作品は皆さん良くご存知でしょう。 海の中道ホテル(現ザ・ルイガンズ)やハイアットレジデンシャルスイート福岡(現ザ・レジデンシャルスイート福岡)等、福岡の顔ともいえる建築を手がけた 建築家です。1975年に礒崎新アトリエから独立。当アトリエ時代には福岡相互銀行(現西日本シティ銀行)の本店の設計も担当。また、集落の様な低層の住宅から大規模な分譲マンションに至るまで、数々の集合住宅のプロジェクトにも参画されています。当サイト[SELECTROOM]でも、 度々、三浦さんが設計したマンションを紹介してきました。

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160を超えるプロジェクトの数々。街に影響を与えるスケールの大きな計画も多数。ここ数年の活動はだいぶ緩やかになったとはいえ、1970年代から最近に至る約40年間、これほど長きに渡り、第一線で活躍している建築家は福岡においては稀有な存在といえるでしょう。
時代の変遷を見続け、そして時代の一翼を担ってきたといえる建築家が手がける最新のプロジェクトについて、色々と話をお聴きできる機会を得、先日、桜坂にある三浦さんのアトリエにお邪魔してきました。

インタヴュー
取材の内容は、物件ラボに連載します。
第一回目となる今回は、浄水プロジェクトの話の前に、三浦さんのこれまでの仕事、特に集合住宅にフォーカスして紹介しました。ぜひご覧ください。

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