旗竿地をRethink!

先日SELECT ROOMにアップした旗竿地の住宅について、ここでもう少し書きたいと思います。

旗竿地とは、読んで字のごとく、竿に旗を付けた手旗のような形状の土地のこと。道路に接する敷地が細長い通路のような形になっていて、その奥に家屋の敷地がある変形地。細長い部分が通路としてしか使えないなどからネガティブなイメージの不動産です。

まさに手旗のような土地。

でも、この細長い敷地をうまく活用すれば、楽しいくらしが待っているかも。
例えば、子供のころキャッチボールやスケボーをやって遊んだ路地が自分ちにあると思えばいかがでしょう?車や通行人を気にすることなく心行くまで遊べます。パターや弓道の練習だってできそう……人によっては、結構嬉しいスペースになると思うのです。

しかも、敬遠されがちな土地のため、価格が安い。ここでいうと、近隣の坪単価は40万程度。今は65万で売りに出ている土地もある。それに対してこちらは25万。近隣相場からすると4~6割程度。
さらにもし、既存の平屋をリノベして活かすとなると、普通の土地に新築することと比べて大幅に費用を抑えられるでしょう。
ちなみに既存建物は築53年とは思えないくらい程度良好。リノベすればまだまだ十分に使えると見ています。

それにしても、たまらない。どこか懐かしいこの風景。世代でしょうか?
効率的に計画された新興住宅地では決して手に入らない風情があります。
この奥に、雰囲気のあるレストランとかショップがあったらきっと惹かれてしまう。 ちょっと手を加えれば、このアプローチが素敵な風景をつくり出してくれるでしょう。
というわけで、ムードのあるテナントをお探しの方にもおすすめしたい。住宅地の中なので、騒々しかったり匂いの出る商売はNGですが。

玄関まわりがちょっとお洒落なフラットハウス。自宅兼アトリエ兼ギャラリーとかにも合っている。

ただ、旗竿地ならではの弱点もあって。最大のネックは車。前面道路が狭いため、軽がやっと入るかどうか。運転に自信のない方は軽自動車であってもあきらめるしかなさそうです。

またこのことは、新築に建て替える場合、結構ハードルになるかと。車両は軽トラックくらい、ユンボだと最小のミニサイズしか入らない現場ということになるので。
ただ、不幸中の幸いというか、隣地がコイン&月極パーキングになっていて、さらにこちら側の敷地に面する1台分を売り主さんが確保していました。工夫すれば何とかなると思います。

いかがでしょうか、人によっては魅力的(かもしれない)旗竿地。興味のある方、ぜひご一緒に現地でRethinkしませんか?工務店さんにも見てもらいたいな~。

※この土地について、もう少し書きました。
勝手企画「竿はドッグラン」Rethink 旗竿地2