2016.11.07

波佐見の空き工房、募集開始!

お知らせ 特集:波佐見空き工房バンク Ⅰ

「波佐見空き工房バンク」は、やきものの町、長崎県波佐見町に多数存在する空き工房を活かし、移住定住を促進するプロジェクトです。昨年の10月よりスタートして早一年。モニターツアーやワークショップ等を行い準備を進めてきましたが、いよいよ本日より入居募集開始となりました! ※活動の記録はこちら>>からご覧ください

text:春口

 

暮らしの道具全般を生産するクラフトの町へ

dsc02122

「やきものの町である波佐見町が、暮らしの道具全般をコーディネートできるものづくりの町としてステップアップするきっかけを作りたいと考えています。窯業を生業としてきたこの町に、木工・ガラス工芸・革製品・染め物・デザインなど新たな分野の作家が入ることでより魅力的な町になることを願っています」ー公式サイトより抜粋ー

dsc05197-800x600

発起人は、波佐見町地域おこし協力隊の村上奈都美さん。彼女の想いに賛同し、私たちひかり生活デザインも当プロジェクトに参画しています。そこでこの度、SELECT ROOMにて、三回に渡り波佐見空き工房バンクの特集記事をアップ!
第一回目となる今回は、村上さんが手がけるDIY工房「みんなのアトリエ はざま」の紹介とイベントのお知らせ。二回目と三回目では、募集を開始した二件の工房を紹介します。

いつもより長くなりますが、波佐見町にある空き工房の魅力をお伝えできればと…
お付き合いの程よろしくお願いします!

 

波佐見町の場所

dsc05113-800x600

福岡市からだと高速利用で約90分。道路を降りるとこんな看板が…同じく窯業のまち、有田とは隣同士。どちらも県境にあります。(波佐見は長崎、有田は佐賀)

※波佐見町やプロジェクトの詳細は、下記「空き工房バンク」公式サイトにてご確認ください。

2fd0f51d896b598f879cccf6b4b340cd

 

さて、ここからが本題となる工房のご紹介。まず最初に登場するのは、DIY工房「みんなのアトリエ はざま」です。

「みんなのアトリエ はざま」

dsc05366-800x600

dsc05367-800x600

空き工房を実際に工事し自分たちで利用してみよう!ということで、村上さんが自らDIYで改修を行っています。プロに発注するのは最小限。専門的な技術や道具を要する工事関係は業者さんにお願いし、あとはシルバー人材センターの方に手伝ってもらいながら、内装や作業台等の制作ほとんどを彼女一人でDIYしているのです。
ちなみに「みんなのアトリエ はざま」というネーミングには、『波佐見は山と山の狭間にあることから古くはハザマと呼ばれていた。それが転訛して現在のハサミになった』という地名の由来や、波佐見と移住者を繋ぐハザマ、人と人を繋ぐハザマ、人とコトを繋ぐハザマ、などの意味が込められています。

kimura

約80帖のワンルーム空間。エントランスより4分の3ほどが土間で、奥に舞台の様な小あがりのスペースがあります。
波佐見焼の生産は、陶土屋、型屋、生地屋、その他幾つかの専門的な職人さんによる分業体制で支えられているのですが、この工房は以前生地屋さんでした。

dsc05141-800x600

「皿板」(さらいた)と呼ばれる、生地を並べて保管するための細長い無垢板(古材)が大量に残っていたので、これで床や壁を仕上げたり、什器を制作したりしています。がらっと変えるのではなく、既存のパーツを活かし、以前、生地屋さんが使っていた時の気配を残していく…これが今回のDIYコンセプト。

dsc05181-800x600
入り口入って左奥、皿板の敷きつめられた小あがりスペース。ろくろ台側から見たところ。

dsc05299-800x600

反対側、トンパン側から見たところ。

dsc08717
小あがりに据えられたキッチン。画像は、まだ床が仕上げられていない時のものです。

dsc05270-800x600
トイレのドアも皿板で制作。明かり取りとしてはめ込まれたているのは、工房に放置されていたガラスの器。TOILETのサインタイルはもちろん波佐見焼。(扉横のモザイクタイルは通販で購入)

dsc05276-800x600
元のドアで使われていた取っ手を再利用。

dsc07304
トイレの手洗い鉢も波佐見でオリジナルを制作。シンプルで綺麗ですね。商品化できそう!?

dsc05162-800x600
波佐見町育ちの植物たち。床に埋まった大きな壺は、以前からその場所にあったもの。陶土をためる器として使われていました。

dsc05172-800x600

dsc05228-800x600

dsc05353-800x600

既にワークショップ等のイベント会場として使い始めていますが、体制が整ったら空き工房バンクの事務局として本格的に稼働する予定。とはいっても、純粋に事務局として使うのはもっぱら小あがり部分で、土間部分はイベントや交流の場として多目的に活用。レンタルスペースとして時間貸し等も想定しています。空き工房の利用例として、良いお手本となっていくことでしょう。

 

イベントのお知らせ

14681035_1751159905133512_3605128472273903628_o

『波佐見空き工房バンク企画展』
 開催日:10月29日(土)~11月6日(日)※水曜定休
 時間:11時~18時
 会場:モンネポルト 
 
波佐見町井石郷2187の4 西の原内 
 入場料:無料

今週末の10月29日(土)から11月6日(日)まで、波佐見空き工房バンクの企画展が開催されます。
会場はオルタナティブスペース「モンネポルト」。西の原という古い工房をリノベーションした、カフェやショップ、ギャラリー等からなる、今の波佐見の魅力がぎゅっと詰まった素敵な施設内にあります。

dsc05814-800x600

dsc05748-800x600

dsc05754-800x600

dsc05810-800x600

ここを見て回るだけで遊びに来てよかった!と思っていただけるのではないかと…
また空き工房の利用例を体験することが出来る貴重なスポットでもあります。
福岡市から都市高利用で約90分。ぜひ遊びにいらしてください!

イベントの詳細は→ こちら からご覧ください

次回、空き工房の紹介へと続く グリーングリーン ♫工房>>

 

じっくりとご見学いただく為に、当社は予約制とさせていただいております。
営業時間/9:30~18:00 定休日/水曜日