
そういえば去年の今頃は、山王Rプロジェクト(築40年の賃貸レトロビル「山王マンション」の11室を7名のデザイナーたちがリノベーションしたプロジェクト)で忙しかったなぁ、と1年前を思い出しつつ、今この記事を書いています。
リノベーション完成と同時にイベントを企画していたので、それはもう色々とやることがありました。
入居募集の準備も同時に進めていたし。
さて、プロジェクト終了後、ほどなく全ての部屋に申込を頂いたのですが、バラエティにとんだリノベーションルーム11室のなかでも、特に私が気になっていた部屋を、今回取材することが出来ました。
入居後10ヶ月近くたつので、そろそろいい頃なのではないかと思い部屋の主に連絡してみたところ、ちょうど頼んでいたソファが届き、とりあえず納得のいく室内に仕上がったばかりとのこと。
まさにグッドタイミングということで、すかさず取材を申込んだ次第です。
~ NO WALL な二人暮らし ~ 文・春口治彦

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ご覧ください、この部屋の図面です。
リノベーションされる前は3DKの間取りでした。
間仕切りの壁や建具が一切無くて、水まわりを集めたボックスが部屋の中央付近にどんと設置されただけのシンプルなプラン。玄関入って右、もしくは左に壁に沿って進むと、ぐるっと一周して再び玄関へと戻ってきてしまうというユニークな部屋なのです。
この部屋の良いところを訪ねると、
「ここは何の部屋とか決まってないのがいいよね」と二人は顔を見合わせた。
間仕切りがないぶん、使い勝手自由自在。その時の気分でしょっちゅう家具のレイアウトを替えているのだそうだ。
例えば夏の間はベッドは陽の差さない玄関側だったが、今は明るい窓際に置いている。
玄関口のグランプリチェアは今日その場所に移動したばかり。
そして水まわりのボックスが適度な死角を作ってくれるので、自分だけの時間を持つことも出来る。
「いつも相手が見えているのはやっぱりきつい」とこれまた顔を見合わせて笑った。
仕切りのない部屋で、その時の状況に応じてくっついたり離れたり、程よい距離感を楽しみながら二人は暮らしているのである。
最近届いたソファは [BY TRICO FUKUOKA(以下トリコ)]で購入したもの。
写真の照明もトリコで。
ソファも照明もこの部屋にとてもマッチしている。
それもそのはず実はここ、トリコの店長U氏がデザインした部屋なのだ。
ベッドも色々と探し回ったのだが、結局Y氏とU氏が共同でデザインし、オリジナルを制作した。
このベッドは生活空間の中心的位置に置かれていて、寝台としてだけでなく、ごろっと寝転がってネットをしたりなど、大きなソファ代わりとしても使われている。
あと、引っ越ししてきて購入したものは、このマンションの特徴といえる連続した腰高窓にとりつけるカーテン。
窓自体が個性的なので、カーテンはなるだけ主張しないシンプルなものに。
そして透明感が欲しかったのでミラーカーテンをオーダーした。
購入した店はマンションから歩いてすぐの場所にあるインテリアショップ[I.F.Q.d.]。
ぐるっと繋がった空間を、照明の位置や明るさでさりげなくゾーニングしているところがにくい。
■よく行くインテリアショップは?
BY TRICO FUKUOKA / H.P.DECO / I.F.Q.d. /NEST など
■マンション近くでよく行く飲食店は?
海物(居酒屋) / 焼肉バリバリ亭 / 南十字星(ベトナム料理) / I.F.Q.cafe など
■通勤手段・時間は?
Y氏は自転車で8分。彼女さんは自転車で30分。
投稿者: hsdesign Date: 2008/11/17 | Permalink
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